奈良 妙智院は、大和古道の奥座敷であった日本料理旅館「奈良小路」のあとに創立された寺院です。

本堂には、千手観音を本尊に祀り、応接室、茶室等がございます。また境内庭園には、観世音菩薩立像や、延命地蔵、春日灯籠が自然の調和を醸し出し、美しい静寂な空間を彩りて、心身を潤す清らかな、お寺となって御座います。

 

                                            「真言宗善通寺派 妙智院」

                                            設  立 2017年6月17日

                                            住  職  高 倉 寛 善

                                            責任役員  中 村 一 議

   年 間 行 事

 

  1月  修正会

   2月  護国集会

  3月  春彼岸会

  6月  開山式

  7月  盆法要 

  8月  報恩会

  9月  秋彼岸会 

   10月   先祖供養

   12月  年終会

 

 

    所 在 地

 

 奈良市白毫寺町53番地5

  📞 0742-27-0617

 

観世音菩薩「利也観音」とは・・

 

観音像はその変化相により種々あるが、のちに聖観音のほかに、十一面観音、如意輪観音、馬頭観音、准胝観音、千手観音を加えた六観音の信仰や、さらにこれに不空羂索観音を加えた七観音の信仰が生じた。衆生の七難(火難、水難、羅刹難、刀杖難、悪鬼難、械枷鎖難、怨賊難)を救うために、種々の姿を現すとされ、この地を訪れる方々の厄災を排し、無病息災を祈り建立致しました。

 

千手観音とは・・

 

観音菩薩の変化像の一つ。詳しくは千手千眼観音という。すなわち五重二十七面の顔と一千の慈眼をもち、一千の手を動かして一切衆生を救うという大慈大悲の精神を具象している。観音菩薩は大きな威神力をもち世間を救済するという期待が、この千手観音像を成立させたと考えられ、その千手のうち四十二臂には印契器杖を持ち、九五八臂より平掌が出て、宝剣、宝弓、数珠などを持っている。経典としては、『千臂千眼陀羅尼』など11種のものがあり、いかに千手観音に対する

信仰が盛んであったかを示す。造像のうえでは千手ではなく、四十二手像に省略されることが多い。さらに二十八部衆という大眷属を従え、これらは礼拝者を擁護するという。

延命地蔵とは・・

 

六道をめぐって衆生を導くという信仰は,辻々の六地蔵を生み,あるいは地蔵が小僧の姿で現れるという日本古来の通念を基盤に,在来の道祖神などとも習合して,地蔵が地獄の鬼から子どもを救う〈賽の河原〉の信仰も発達した。江戸時代には,延命地蔵,腹帯地蔵,子育地蔵,片目地蔵など無数の身代り地蔵が民衆によって創出されるが,こうした身代り的現世利益とともに,地蔵は来世救済の面も兼ねそなえ,日本人にとってもっとも親しみ深い菩薩として今日にいたっている。

春日灯籠とは・・

 

春日灯籠は、石灯籠の一つです。見た目に特徴があり、円形の竿を持ち、六角平面の形をした火袋があります。六角平面の四面には鹿、残りの二面には月が彫られています。春日神社の回廊や社殿によく使用されていることから、この名前がついたと言われています。
 平城京の時代に藤原氏が立てたのが始まりで、現在ではユネスコ世界文化遺産として登録されています。

地蔵菩薩とは・・

「一斉衆生済度の請願を果たさずば、我、菩薩界に戻らじ」との決意で、その地位を退し、六道を自らの足で行脚して、救われない衆生、親より先に死去した幼い子供の霊を救って、旅を続けます。幼い子供が親より先に死ぬと、親を悲しませ親孝行の功徳も積んでいない事から、三途の川を渡れず、賽の河原で鬼のいじめに遭い、石の塔婆作りを永遠に続けなければならないとされ、賽の河原に率先して足を運んでは、鬼から子供達を守り、仏法や経文を聞かせて徳を与え、成仏への道を開いていくと伝えられています。

水掛け地蔵

地蔵菩薩像に水を注ぐと、地下で永い苦しみに喘ぐ餓鬼の口に、その水が入る。仏教上における餓鬼は、生前に嘘を他言した罪で、燃える舌を持っており、口に入れた飲食物は、炎を上げて燃え尽き、飲み食いする事は出来ないが、地蔵菩薩の慈悲を通した水は餓鬼の喉にも届き、暫くの間は苦しみが途切れると言われている地獄における責め苦からの救済や、人々の苦難を身代わりと

              なり受け救う代受苦の菩薩であるのです。

    春日灯籠と五重の塔

    大和の古道には、観光人や、地元の方々、お子様達がほしげに

    足を運ばれます。その方々を見守る道しるべとなり、人々の安

    全を祈願して建立致しました。四メートルの巨大な春日灯籠は

    出水作で、その奥には村井作の五重の石塔を設置しております。

観世音菩薩「利也観音」

 

慈悲の心にて、人々の憂い嘆きの声に耳を傾け、常に救い求める

声あれば、苦しみから 一切の衆生を救い、恐さ、災難の無き状態

に施す施無畏者であり、そのお姿は多岐に変 化されるのです。ま

た、般若心経は、衆生救済を目的とされた観世音菩薩の教えを説

い たものなのです。

御利益 現世利益・苦難除去・病気平癒・家内安全・厄除・開運・極楽往生

 

 

 

毎月17日・午後17:00~22:00までの夜間、祈願祭を設け、各灯籠や竹柱に灯をともします。

2017年12月17日 祈願祭

 

年の瀬の師走最中に、幾数名の方々が祈りを捧げ、献灯。

健康成就、無事を願いて手を合わせ、新たなる年を迎えるに

あたりて合掌。仏様のご加護あらんことを。

 

平成30年の年明け、1月17日、奈良・妙智院にて、祈願祭

京都大本山・隨心院からも奈良に来訪して戴き、亀谷英央寺務長及び、当院の高倉寛善住職に

よる祈願法要の、お勤めをして戴きました。また隨心院所縁の関係住職様方や、数十名に及ぶ

檀家の皆様方に、御越し戴きまして無事に滞りなく、祈願法要を終えることができました。

また、当院には、ご本尊様や、境内庭園には、利也観音様、延命地蔵尊、水掛け地蔵尊、小さ

く優しい尊顔の地蔵尊様がおられます。すべてに、お祈りを捧げ、1月の祈願祭は、これにて。

お勤め動画映像は、下記のFacebookに掲載しております。

平成30年2月17日 奈良妙智院にて「祈願祭」

某日、奈良妙智院にて、高倉寛智副住職が来訪、ご本尊様をはじめ、利也観音様、各

々の仏様に、お勤めをされたのち、檀家の方々に、人々の幸せを願い、助け合いの精

神を持ち、仏を通じて心の安らぎを培うことが世界の平和にも通じる等、有難いご説

法を拝聴致すことが出来ました。日が落ち、闇に包まれた静寂の中、幾多の祈願灯の

光に包まれた時、何故か救われた想いを感じた良き日と相成りました。

 

平成30年3月21日 御本尊様お勤め

この度も、奈良妙智院へ、高倉寛智副住職が、ご本尊様や、各々の仏様への、お勤めの

為にと、ご来訪戴きました。経を称える副住職の声に宿りし心が言霊となり、檀家総代

並びに檀家の方々の心に響きました。お勤め後は、有難きご説法を拝聴させて戴き感無

量で終了致しました。その後は、高倉寛智副住職と、中村一議責任役員が今後の布教活

動の在り方について有意義な対談をなされ、益々の向上が期待される日と成りました。

・・・高倉副住職の、お勤め動画は下記Facebookにて掲載致しております。・・・

平成30年4月17日 奈良「妙智院」にて祈願祭

この月の祈願祭に於いても、多数の檀家の皆々様が、おいでになり、手を併せ心安らかに

眼を閉じ、清らかな一陣の風を感じたとの、お言葉を頂戴致しました。夜には、災いを浄

化せんとするかのように、空からの雨模様、なれど、何かの道標がごとく、力強く祈願灯

の光は耀き続けておりました。

平成30年4月26日 ご本尊様お勤め

今月も、高倉寛智副住職が、奈良妙智院に来訪、御本尊様や、利也観音様に、お勤めをされ

ました。この度も檀家の皆様に、御仏の意思、ご加護の意味を諭され、有難い御説法を頂戴

しました。・・・高倉副住職の、お勤め動画視聴は下記Facebookにて視聴戴けます・・・

平成30年5月11日 ご本尊様お勤め

この度は、鎮西山妙智院(佐賀県)の高倉寛善住職が奈良へ来訪、ご本尊様以外の、

各境内におわす仏様にも手を併せ、経をお唱え下されました。檀家の皆様も、ご住職

様に従い心清らかに合掌。その後、多岐にわたり色々な話を交え御説法を頂戴致しま

した。・・・高倉寛善住職の、お勤め動画視聴は下記Facebookにて視聴戴けます・・・

平成30年6月13日 御本尊様お勤め

この度も、奈良妙智院へ、高倉寛善住職が、ご本尊様や、各々の仏様への、お勤めの

為、ご来訪戴きました。有難き読経を拝聴致し、しみじみと心の安らぎを感じ得ました。

・・・高倉副住職の、お勤め動画は下記Facebookにて掲載致しております。・・・

平成30年7月26日 御本尊様お勤め

炎天下の最中にも関わらず、京都・隨心院より、高倉寛智副住職が来訪。御本尊様並びに、

各仏様にお勤めをされました。また、檀家の皆様により、仏様のお身拭いをされ、心身清ら

かにお成りあそばれました。

・・・高倉寛智副住職のお勤め動画は下記Facebookにて・・・

平成30年8月22日 御本尊様お勤め

佐賀、京都より、高倉寛善住職及び、高倉寛智副住職が来訪。お二人で、月のお勤めを

して戴きました。檀家も共に教を唱え祈願、日々、日常に感謝の心を込めて。

・・・住職、副住職お二人のお勤め動画は下記Facebookにて・・・

平成30年9月29日 御本尊様お勤め

今月も、佐賀、京都より、高倉寛善住職及び、高倉寛智副住職、川口徹也小僧都の三名様

が奈良へ来訪。檀家信者数名と共に、お勤めを致しました。

・・・お勤め動画は、下記Facebookにて・・・

 

平成30年12月15日 年末のご本尊様お勤め

本年も残り僅かと成りました。佐賀より高倉寛善住職が奈良へ来訪。檀家数名と共に、ご本尊様へのお勤めを慣行、体調の悪い檀家の皆様に祓いをされ、身も心も清らかに成りました。合掌

・・・お勤め動画は、下記Facebookにて・・・

平成31年1月11日 新年をお迎え致しての、お勤め

昨年に於きましては、ご本尊様の加護のもと安寧の日々を過ごす事が出来ました。

新年の修正会を迎えるにあたり感謝の意を込めて、ご本尊様のお身抜いを済ませ、檀家数名と

共に教を唱え、新年も健やかなる年にと祈願、高倉寛善住職と中村一議責任役員(檀家総代)

ともに今後の宗教活動に於ける布教等の有り方について談義、方向性を議論する。

・・・お勤め動画は、下記Facebookにて・・・

平成31年2月13日 本月も高倉寛善住職が佐賀県より来訪

ご本尊様、幾多の仏様に祈りを捧げての、お勤めを慣行されました。檀家の皆様方も来られて

手を併せて無病息災、家内安全を祈願す。本年も厄を払い幸多からんことを。

 

・・・お勤め動画は、下記Facebookにて・・・

令和元年10月16日 新たなる時代を祝し併せて高倉寛善住職が奈良に来訪

平成から令和へと世が移り変わり、徳仁新天皇陛下が即位、平成上皇様の意思を受け継ぎ、象徴

天皇へと国家国民の安寧の為、善き祭祀王として護り賜りますよう御本尊様に祈願致しました。

令和二年一月九日 令和初の新年を迎え、佐賀より高倉寛善住職が来訪

住職並びに檀家の皆様方が集まり、御本尊様の御身拭いを敢行。読経を唱え本年も無病息災

を祈願致しました。

         ・・・お勤め動画は、下記Facebookにて・・・

 

令和二年三月二十四日 檀家様方が集い、御身拭い

地域の檀家様方が、お彼岸に伴い御本尊様や、石仏観音像様を綺麗にと集い、御身拭いを

致しました。まだ少し風が冷たい中、善き春を迎えてもらおうと敢行致しました。

 「境内に併設されております、BAR」

日本料理協会の監修及び協力により、創作日本料理をはじめ、滋味深い薬膳料理や、精進料理の数々をご提供致しております。また、お守り、念数珠、その他もご用意致す所存です。

 

 

日本料理協會  会     長 中 村 一 議

大本山隨心院  顧         問   ”

鎮西山妙智院  責任役員   ”